2012年3月20日火曜日

瀬戸内 晴美 美は乱調にあり 大杉 栄 と 伊藤 野枝

ずっとずっと読みたくてたまらなかった  美は乱調にあり


憲兵大尉 甘糟 正彦に殺されたアナキスト、大杉 栄と伊藤 野枝の半生を綴っている本です。

白旗でし

昔過ぎて絶版、古本屋で探してもやっぱりなくて諦めていた2011

そして、奇跡的にぐっどたいみんぐな再販情報


上の再版本は、瀬戸内 寂聴になっていますが、出家前に書いてたものなので、本当は晴美なのよね。

でも、再版だからなのかな?

即買い。


そして即読み………

が……

え!?
晴美さんのインタビュー形式なんですか!?

読み始めで私が求めてる本の内容形式とは違い本を閉じて半年以上が過ぎました。

合間に、大杉事件関連の本を読み、これまた衝撃的な新事実が!!!
そして、この本また読みたくなって開きました。

インタビュー形式的な文面は冒頭だけでした。

あれ、面白いじゃない

と長風呂な読書タイムだけで2日間で読み終えるほどでした*



大杉 栄と伊藤 野枝の人間性や思想が垣間見れ面白かったのですが……

あれ?

これ、  この尺、  この尺だけではどう考えても甘糟に殺されるまでの内容書かれてないよね……

はぃー。

この本だけではわかりません。

こちらの本では伊藤 野枝 主体の内容で、伊藤 野枝と 大杉 栄が出逢い、4角関係の中の市子が大杉を刺した所で終わりなのです((((;゚Д゚)))))))

続き

諧調は偽りなり 上、下

がないと話は完結しないのをあとがきを読んで知りました(; ̄O ̄)

少しばかし、がっくり感。

まさに御預け状態

諧調は偽りなり



絶版で再版されてないのよ。

おかしくないですか?

続きものならこちらも再版すべきかと…

そして、私、買いました!!

諧調は偽りなり

買いました♡

が、買うまでの数時間でさえ何か読みたかったのでこれまた満州本を


それよりも何も、教師と女学生が恋に落ち、100年もの昔の話なので考えられない程の非道徳の中の非道徳なお話ですが、その教師、 辻 潤

大の文学人間

伊藤 野枝は辻 潤によって生かされたのにも関わらず、大杉に惹かれてしまった…でも、タイミングとしか言いようありませんが…

瀬戸内 寂聴(晴美)さんも、言わば同じような境遇。

瀬戸内 寂聴さんは、大学在学中に先生と結婚。

夫の教え子に恋をし、夫と子供を置いていったのだもの。

伊藤 野枝さんも、女学校の先生と駆け落ち同然。

アナキスト大杉 栄に惹かれ、これまた夫とできた子供2人の末っ子を置いて家を出たの。

でも、女性同人雑誌 青鞜 の全責任を自ら志願しるも、思うようにもいかず、お金も尽き、邪魔になった子供を里子に出すと言ういささか利己的な女性。

と 言うより、やはり文学が大好きで覚醒されてたんだろうなと思います。

瀬戸内寂聴さんがこの方の本を書きたくなったのは自分とも共鳴なすモノがあったからかなぁとこの本を読んで感じました。

まだお話は続きなので、また完結したら書こうかなぁー。

ただひとつ

大杉栄に私も惚れました。(笑)


早く読みたいけど…今読んでる本もあるし借りてる本もあるしね、

唯一、麻原彰晃が恐れた人みたいです!

今じゃ有名になってるので持ち主はミーハーではないので嫌がってました(笑)

わかります(笑)

あーー

時間がなさすぎてなかなか読めない。・°°・(>_<)・°°・。

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